「将来の擦り合わせの際に、うまく話ができずダメになりました」【婚活失敗談】

非会員さまからこんな質問をいただきました。
以前、仮交際の相手と将来の擦り合わせを行う際にうまく話ができず、ダメになりました。自分は深い話が苦手です。どのような話をすればよかったのでしょうか?
質問者様、ありがとうございます。
将来の擦り合わせの話が苦手という方、多いですよね。
ちょうど本日、『婚活必勝講座』で将来の擦り合わせのロープレだったのですが、異性との会話に苦手意識を持っている方は本当に多いです。
仕事場では普通に異性と会話できるけど、いざ婚活になるとなにをどのように話せばいいのかが分からない
これはその通りで、仕事場ではお互い仕事モードだからだれでも普通に会話できます。
でも、飲み会になると急に会話するのが怖くなったり、お見合いが怖くて話せない人がいます。
結婚を頭に入れながら会話するのはこんなにも難しいことなのか、
と絶望してしまいますよね。
実際、異性とのコミュニケーションに関する悩みはメチャクチャ多いです。
男性の心理が分かりません
女性の心理が分かりません
なにを話したらいいか分からない
自分は普通に意見を言っただけなのに、相手は困っていた
相手が全然自分に興味を示してくれない
など、婚活KOKOの会員さまに一人一人聞いていったら、1億個は超えるんじゃないかと思うぐらい、異性とのコミュニケーションに関する悩みがあります。
前提として、将来の擦り合わせが苦手というのは、なにが苦手なのかを分解する必要があります。
例えば、
だれとも話が合う人がいない
だれにも理解されない
自分の親と同居希望と言った途端フラれる
将来が見えないからなにを擦り合わせればいいのか分からない
自分のことを話すタイミングが分からない
など、うまくいかない理由は人それぞれ違います。
それは実際、直接お話しをして、原因と改善点を探っていくしかないのですが、1つにまとめると、
コミュニケーション力が低いことが主な原因です。
例えば、
コミュニケーション能力を完璧と言えるぐらいまで仕上げたのに、相手が全然興味を示してくれなかった
これはもうしょうがないです。
そもそも相手が自分の結婚相手のゾーンに入っていない人だった、つまり、ターゲット外だったということになるので、落ち込む必要はありません。

でも、
あなたがモジモジしてて、相手が全然興味を示してくれなかった
これは当然ですよね。
あなたがハッキリしなかったからです。
婚活がうまくいかない原因は、90%以上の確率でお互いのコミュニケーション力に問題があります。
だからといって、
「だよね。私はコミュ障だから結婚はできないよね」
と落ち込む必要は全くありません!
自分に原因があるのであれば、変えられるということなんです。
でも、相手にすべて原因がある場合、どうがんばっても変えられないんです。
相手を意のままにコントロールすることはできないしものすごいストレスになるから。
でも、自分のコミュニケーション力はいくらでも変えられる。
これはすごく可能性があるということです。
婚活あるある
冒頭の話に戻りますが、
仮交際の相手と将来の擦り合わせを行う際にうまく話ができず、ダメになりました。自分は深い話が苦手です
では、どのように改善していけばいいのかというと、詳しい原因が分からないと改善ポイントが見えてきませんが、以下の5つのポイントが挙げられます。
相手のことを否定しないコト
擦り合わせを行う際、相手と価値観が合わなかったら、「じゃあ自分とは合わなそうですね!」と言ってしまうこととか、
今まで相槌を打っていたのに、合わないことが分かると黙り込んだり、
擦り合わせのときだけ「あ〜・・」「へぇ〜・・」とまるでもう興味無くなってしまいましたと言わんばかりに適当になったりする人がいます。
品定めしようと顕著に態度に出てしまっている人です。
ハタから見ると、すごく分かりやすいです。
自覚はないと思いますが、相手のことを否定してしまっています。気をつけましょう!
心を開くコト
そもそも相手に心を開くことができていない人がいます。
守りに入っていて、殻から出ようとしません。
質問は上っ面な質問になってしまい、自己開示も上っ面です。
お見合いが終わったとき、
「あれ?既にプロフィールに載ってることしか確認してないじゃん。お見合いする意味あった?」
みたいな感じになってしまいます。
心を開くことができない人は、婚活以前の問題で、自分ともっと向き合う必要があります。
ほとんどの場合、育った家庭環境になにか問題があって心にトラウマを抱えています。
心を開放するためには、かなりの訓練が必要ですが、自分がオープンにならない限り、相手もオープンになることはありません。
心を開かないと相手もずっと不安です。
自分がどういう結婚をしたいかまずは絵を描くコト
イマイチ結婚がよく分からなくて、婚活している人も多いと思います。
それは悪いことではありませんが、数ヶ月婚活をすると、なんとなく見えてきた結婚像があると思います。
なんとなく見えたら一度、自分がどういう結婚をしたいか絵を描いたほうがいいです。

分からないまま、なんとなくで進める婚活ほどムダな婚活はありません。
向き合うことを恐れないコト
自分と相手と向き合うことを恐れている人がいます。
自分と自分以外の世界に対して、壁を作っていて、自分の中でも見たくない自分を隅っこに追いやっています。
それでいて、人に嫌われることがとにかくイヤ。
前に進むためにはたった一歩を踏み出すだけでいいのです。
その一歩がなかなか踏み出せないと思いますが、踏み出してみると、「あ、なんだ意外とイケんじゃん」と思うことが多いです。
押し入れにいるオバケにビクビク怯えているのと同じで、押し入れを開けるとそこにはオバケはいません。
質問の仕方を変えるコト
「質問力」というのもコミュニケーション力の1つです。
例えば、質問力だけで、なんともない趣味の話題から人間性まで辿り着くことができます。
「趣味に映画鑑賞って書いてあったんですけど、どういうジャンルの映画を観ることが多いですか?」
「へぇ〜アクション映画が多いんですね。私普段アクション映画ってあまり観ないんですが、最近だとどういうものが流行ってるんですか?」
「あぁ、それよく聞きますね。やっぱり面白いんですね。〇〇さんはその映画のどういうところが面白いんですか?」
「えーそうなんですね!おもしろうですね。なんか観てみたくなりました。スカッとしそうですね」
「せっかくなので、教えてください。観ててスカッとする映画って他になにがありますか?」
「さすが、詳しいですね。どれも知らない映画ばかりです。私ネットフリックスはよく観るんですけど、ネットフリックスの中にありますかね?」
「せっかくなので、今検索してみてもいいですか?」
「あー!これですね、確かにおもしろうですね!マイリストに登録しておきました。観てみます!〇〇さんは普段映画館で映画を観ることが多いですか?それとも、ネットフリックス系ですか?」
「ですよね〜、ちなみに・・・」
というふうに適当に書きましたが、ここまで質問していけば、だいたい相手の人間性は分かります。
相手の感性を受け入れつつこの人は自分の波長に合わせてくれるかも探っています。
他にも、
自分がスマホを出すのと同時に、相手にもスマホを出してもらって、画面が割れてたら「なんで割れてるんですか?どうしたんですか?直さないんですか?」とお金の価値観に話を持って行ったり、
相手のスマホがiPhoneだったら、機種の話にして、「最近、iPhoneメチャクチャ高いですよね。ちなみに、アップル製品は詳しかったりしますか?」とこれまたお金の価値観の話に持っていくこともできます。
コミュニケーションは言葉をいかに遊ぶか
ほとんどの人が、途中で終わったり、沈黙が怖いから全く別の話に切り替えたりしてしまいます。
コミュニケーションには無限の可能性が広がっています。
さらに、子育てにもこのコミュニケーション力が重要になってきます。
どんな言葉を使うのか、というのは子育てにはメチャクチャ重要です。
さて、
いただいた質問をキッカケに、コミュニケーション力に関する「あるコト」をいま急ピッチで準備中です。
数日中に公開できると思いますので、楽しみにお待ちください!